患者様から寄せられる矯正歯科治療についてのよくあるご質問に対して回答します。
矯正歯科のことでご質問があれば、早良区の歯医者【山口こうたろう歯科】へご相談ください。
矯正治療時の痛みはありますか？
矯正治療を始めたばかりの頃、特に最初の数日間は歯に痛みが生じることがありますが、これは個人差があります。通常、2～3日程経過すると食事なども普段通りに楽しめるようになります。マウスピース矯正はワイヤー矯正に比べて痛みが少なく、歯全体に適度な力を加えて少しずつに移動させるため、比較的早く慣れることが多いです。また、ワイヤーやブラケットによるお口の中の損傷のリスクも少なく、より痛みの少ない矯正方法です。
矯正治療は何歳でもはじめられますか？
矯正歯科治療は、特定の年齢に限られていないため、何歳からでも開始することが可能です。重要なのは健康な歯槽骨の状態です。歯並びに関するお悩みごとがある方は、年齢に関わらずいつでもご相談ください。お子様の場合、成長の過程を利用して効果的に治療を進めることができるため、早期に治療を始めるとよいでしょう。
矯正治療の期間はどのくらいかかりますか？
矯正装置を使って歯を移動させる期間は通常、約1年から3年間とされています。その間に歯が理想的な位置に移動すると、矯正装置を取り外し、その後は歯の位置が安定するまでの1年～2年の間、保定装置（リテーナー）を使用します。ただし、矯正治療にかかる期間は個人差があります。
矯正治療中の通院頻度はどれくらいですか？
矯正治療中の通院は、1ヶ月から2ヶ月ごとに行われるのが一般的です。特にマウスピース矯正の場合、初診時に数枚をお渡しし、次回の来院までの間隔を長めに設定することもあります。ただし、この方法では治療期間が延びる場合があります。
矯正治療が難しい症例はありますか？
進行した歯周病により歯槽骨が損なわれている場合、矯正歯科治療を行うことができないことがあります。また、顎骨の構造に問題がある場合は、通常の矯正だけでは不十分で、外科手術が必要になることもあります。さらに、定期的に通院できない患者様には矯正治療が難しいとされています。
矯正装置の目立ちやすさが心配です。
当院では、目立ちにくい矯正方法も取り扱っております。通常の銀色のワイヤー矯正に加えて、白い金属を塗装しているホワイトワイヤーも選ぶことができます。このワイヤーは、従来の金属よりも目立たないため、見た目の心配を減らすことができます。マウスピース矯正の場合は、透明で薄いプラスチックを使用し、患者様の歯型に完全にフィットするため、ほとんど目立ちません。
矯正治療で抜歯は必要ですか？
抜歯するかどうかは患者様のお口の中の状況で変わります。特に子供の場合、顎の成長を活かして将来の永久歯のためのスペースを作り出し、歯を抜かずに整った歯並びを目指すことが可能です。大人でも、抜歯が必要かどうかは詳細な診断に決定します。
虫歯や歯周病がある場合、矯正治療は受けられますか？
一般的に、虫歯や歯周病は先に治療してから矯正治療を開始します。ただし、虫歯や歯周病の具体的な位置や進行度によっては、矯正治療を行える場合もあります。詳細は診察を通して判断をしていきます。
矯正治療中の歯磨き方法について教えてください。
矯正装置を装着している間は、食べ物の残りカスや歯垢がたまりやすくなるため、通常よりも丁寧な歯磨きが必要です。標準的な歯ブラシに加えて、小さいヘッドの歯ブラシや歯間ブラシを使用することで、効果的に清掃できます。
矯正歯科治療について