予防歯科で重要な8020の考え方

                   

8020運動について

8020運動は、日本歯科医師会が提唱した歯の健康への取り組みです。これは、80歳になっても20本以上の自分の歯を持ち続けようという運動です。歯の健康を維持し、虫歯や歯周病を予防するために、適切なケアを行うことを目的としています。
予防歯科について

                   

日本と海外の予防歯科についての考え方

                               

日本の予防歯科についての考え方

歯に痛みを感じてから歯科医院へ行く、を繰り返していませんか?
予防歯科は、歯が痛くなったり違和感を覚えてから歯科医院に行くのではなく、定期的に歯科医院へ通って未然に虫歯や歯周病を防ぐことを目的としています。
日本では予防歯科先進国と比較すると、歯が痛くなったら行くところというイメージをお持ちの方が多く、歯科検診で歯科医院へ行くという方はまだまだ少ない状態です。

歯の疾患にかかる前に予防歯科に通っている方と、歯に異常を感じてから歯科医院に行く方とでは、将来の残存歯数は大きく変わってきます。
生涯健康的な歯を維持するためには、予防歯科の重要性を理解することが大切になります。

                               

日本とスウェーデンの残存歯数について

スウェーデンは予防歯科の先進国であり、すでに8020が定着しています。
スウェーデンの80歳の残存歯数が約21本に対し、日本の80歳の残存歯数は約15本と約6本の差があります。(厚生労働省 令和4年度歯科医師疾患実態調査、Sweden dental journal vo.39 2005)

                   

歯を残しておくメリット

                               

食べ物を美味しく食べられる

歯を20本以上残すことでほとんどの食事を摂ることができます。硬い食べ物や柔らかい食べ物など、さまざまな食べ物を楽しむことができます。

                               

嚥下能力(飲み込む力)の維持

歯を残しておくことにより、食事を噛んで正しく飲み込む力を保つことができます。歯がない場合、食べ物を噛むことが難しく、飲み込む際に問題が生じる可能性が高まります。

                               

発音能力の維持

歯は発音に重要な役割を果たします。歯を失うと、言葉を正しく発音するのが難しくなる場合があります。

                               

顔の形状の維持

歯がない場合、顔の形状が変化し、老化が早まることがあります。歯を残しておくことで、顔の形状を維持するのに役立ちます。

                               

自信の向上

歯を失うことは、自信を失う原因となることがあります。歯を残しておくことで、自分自身に自信を持ち、社交的な活動に積極的に参加できる可能性が高まります。

                               

免疫力の向上

歯の健康は全体的な健康にもつながります。歯を残しておくことで、歯周病や歯の腐敗による健康問題を軽減できます。
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