インプラントの構造は、大きく分けて3つの要素で構成されています。
最初に、インプラント体と呼ばれる、チタン製のネジのような部分があります。この部分が骨に埋め込まれ、人工歯根の役割を果たします。次に、アバットメントと呼ばれる部分が取り付けられ、これが人工歯の基盤となります。最後に、上部構造(人工歯)と呼ばれる歯の部分がアバットメントに取り付けられ、外部からは自然な歯のように見えます。
インプラントについて
インプラント体
インプラントの歯根部分で、骨に埋め込む部分です。チタン合金などの生体適合性の高い材料で作られています。インプラント体は骨に結合し、安定性を保ちます。
![インプラント体](https://yamaguchi-k-dental.com/wp-content/uploads/2023/09/istockphoto-184898853-612x612-1-410x308x0x0x410x304x1678157981-1.png)
アバットメント
インプラント体の上に取り付けられるコネクター部分で、上部構造を支える役割を果たします。アバットメントはチタンなどの材料で作られ、上部構造を取り付けるための基盤となります。
![アバットメント](https://yamaguchi-k-dental.com/wp-content/uploads/2023/09/istockphoto-172483411-612x612-1-410x273x0x0x410x273x1678157991-1.png)
上部構造
インプラントに取り付ける歯冠などの補綴物のことです。これは患者様の歯の形状、色調に合わせて作成し、天然歯のような見た目と機能を実現できます。上部構造はアバットメントに取り付け、咬み合わせや見た目を回復させます。
![上部構造](https://yamaguchi-k-dental.com/wp-content/uploads/2023/09/istockphoto-927346926-612x612-1-410x373x0x0x410x273x1678157991-1.png)